昔の写真を見ています、30枚目。
あぁ、ヤバイ、と思ったときには握っていたフィンはありませんでした。
久しぶりにビーチからのエグジット。エントリーした時は静かだったのに、いつの間にか波が出ていたのです。 足が着くところまで来たのでフィンを二つとも外して、右手にカメラ、左手にフィンを握ったその時でした。 予想していなかった波に倒されて、海底にたたきつけられそうになるのを左手で支えたときには、もうフィンを放していたようです。
「 あ~~、レンタルのフィンです~~ 」 と思いマスクを付けて海底を探すのですが見当たりません。 レギュレターは外したままだったので息継ぎをして又探します。 レギュレターをくわえてる間に見つかると思ったんです。 そしたら大きな波に叩かれて、気が付いたら一気に沖に持っていかれてたんです。
足がつかない~~。
右手にはカメラを持ってるし、フィンの無い足と左手で立ち泳ぎのようにバタバタするんですけど、体は全然浮いてくれません。 BCDを膨らます為にはインフレーターの吸気ボタンを押さないといけないんですけど、右手はふさがっているし、左手も水をかいているので手が足りません。
先に上がったガイドと友達に「 助けて~ 」 って言おうとしたら海水を飲みそうになったので苦しくて・・・。 「 あぁ、ワタシはこのまま沈むのですか~~ 」 とあきらめかけた時に、ガイドの人がワタシをつかんでくれました。 でも、そのガイドの人も慌てていてフィンをつけていなかったので二人で溺れそうになってましたぁ。 そこに、フィンを持ったセカンドの子が来てくれて、ワタシがしがみついたせいで溺れそうになっていたガイドにフィンを手渡し、ガイドとセカンドの子に引っ張られて何とか岸に上がることができました。
ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ。たすかった~。
でもワタシ、カメラは放しませんでした。 「 暇つぶし 」ですけど、大切なカメラは放しませんでした。 がんばりました~。
・・・・この話は、実際にあった話を聞きかじって、足らない部分を創作しました。
写真:2003年6月の越前です。 海草がすごかった。

















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